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くれ君、安らかに

2月20日
長崎の友達の馬場くれ君が天国へ逝った。
くれ君を知っているたくさんの人が
「頑張れ」「良くなれ」って祈ったけれど
神様は特別扱いはしてくれなかったらしい。
人間も僕たち猫も、犬も野に咲く花も、
命あるものはいつか必ずその灯が消える日がくるって
おかーさんが言っていた。
だから一緒にいるときを大切にしなければいけないとも。

くれ君の具合がよくないと聞いてから
おかーさんは一日も早くなんとしても長崎へ行きたいと
おばあちゃんに相談していたけど
間に合わなかったって少し泣いていた。
くれ君のお母さんのあずきさんは
「哀しいけど元気だよ」って言ってるけど
本当は胸が苦しくなるくらいに辛いはず。

くれ君。天国からあずきさんのこと見守っているのかな。
ありがとう、お世話になりました。
もう、泣かないで、って。

くれ君がいなくなったのは僕も悲しいけれど
早くあずきさんには元気になって欲しいよ。
僕もおかーさんが悲しむ姿を見たくないから
一日でも長くそばにいるつもり。

でもいつかは僕もおかーさんもあずきさんも
くれ君のいる天国へ行くはずだから待っててね。
それまではあずきさんのこと僕たちにまかせてください。

って、何ができるわけじゃないけどさ。

痛みも悲しみもないところへ一足先に行ったくれ君。
そっちはどうですか?
温かいところですか?
そちらの人達は優しくしてくれますか?

今年の夏にはあずきさんと一緒に
みんながくれ君の精霊船を出すそうです。
おかーさんがカッコウ良くて可愛い船にしようって張りきってます。
そうやって悲しみを紛らわせ少しずつくれ君がいなくなった寂しさに
慣れていくのかもしれません。

このページに使っている写真はたくさんあるくれ君の写真の中で
おかーさんが1番気に入っていたものです。
むっちりとしておにぎり顔のくれ君らしいと笑っていたけど
今はなんだか遺影のようだと寂しそうにしています。

合掌

2002.2.25